2025年は山陽新幹線が全通して50周年。
その記念キャンペーンの一環として昨年から
何回かに分けてWESTERポイント超特典きっぷが販売されました。
前回販売分は3月に終了しましたが、4月から再び販売される事になりました。
WESTERポイント超特典きっぷとは?
JR西日本のWESTER会員に登録をした上で
e5489で切符を購入したり提携店で買い物をするなどして付与される
WESTERポイントを使って購入する場合に限り
販売される山陽新幹線と北陸新幹線の格安きっぷです。
購入する際は全額ポイントで支払う必要があります。
ポイントが不足している場合は購入出来ません。
また、以前はTABIWA周遊パスなどで比較的簡単に貯める事が出来ましたが
現在は廃止されてしまい、手軽に貯める方法は無くなってしまいました。
ポイントの還元率が低く、無駄に買い物して貯めても元も子もないので
次のキャンペーンが発表されるまでは我慢しておいた方が得策かもしれません。
前回から変わった点は?
前回販売分の割引率は65%でしたが
今回販売分は何と75%OFF※です!。
しかも、GW期間も利用可能です!。
※通常期、閑散期、繁忙期、最繁忙期によって多少値段が変わります
通常期の主な区間の値段
区間 | 必要なポイント数 のぞみ・みずほ利用 | 必要なポイント数 さくら・ひかり・こだま利用 |
新大阪~岡山 | 1610ポイント | 1530ポイント |
新大阪~広島 | 2730ポイント | 2600ポイント |
新大阪~博多 | 3990ポイント | 3810ポイント |
岡山~広島 | 1610ポイント | 1530ポイント |
広島~博多 | 2400ポイント | 2270ポイント |
僅かですがさくら・ひかり・こだま利用の方が安くなります。
特に”さくら”の指定席は2&2席なので、2&3席の”のぞみ”より快適かと思います。
ただその分、人気があるので売り切れたり満席近くになる事が多いです。
所要時間も”さくら”であれば、”のぞみ”や”みずほ”と10分程度しか変わりません。
しかし隣に座られるのが苦手な方は、”のぞみ”の指定席の方が空いているので
あえて”のぞみ”を選択するのもアリかもしれません。
自由席は使える?
基本的には指定席専用の切符なので自由席は利用不可です。
ただし、指定列車に乗り遅れた場合に限り
乗車当日の後続列車の自由席に乗車出来ます。
尚、乗車列車よりも前に発車する列車は利用出来ません。
例えば、新大阪から博多まで9:02発”のぞみ5号”の超特典きっぷを予約していて
乗り遅れてしまった場合、後続の9:17発”のぞみ7号”の自由席に乗車する事が出来ます。
また、乗車当日であれば最終列車までの自由席が利用可能なので
21:23発”のぞみ59″号の自由席に乗車する事も可能です。
最近の”のぞみ”は最繁忙期に全車指定席になりますが
その場合は空いている席でも座る事は不可で、デッキなどで立つ場合に限り乗車出来ます。
まだWESTERポイントが残っているという方は
この機会に利用してみてはいかがでしょうか。
(終)