大分県南部最大の都市 佐伯市
大分県の南部に位置する工業都市。
平成17年(2005年)に南海部郡の8町村が合併して面積を拡大。
2024年の人口は約6万5千人。
県内では大分、別府、中津に次ぐ第4の都市です。
駅の”見張り板”
駅に掲げられていた歓迎ボード。
この佐伯(さいき)駅は、小倉と鹿児島を結ぶ日豊本線の主要駅の1つで、
特急列車は全列車停車。
1日1往復ではあるものの、博多から“白いソニック“が乗り入れてきます。
駅舎内には、上入津小学校で使われていた黒板がメッセージボードに生まれ変わっていました。
訪問時はコロナ禍でしたが、ようやく収束して”その日”が訪れました。
釣りバカ日誌19のロケ地!
釣りバカ日誌ロケ地のPR看板。
2008年に映画「釣りバカ日誌19」のロケが市内で行われました。
佐伯市出身の俳優、竹内力さんもヒロインの兄役として出演。
大分方面からの特急が佐伯に到着する際、竹内さんの声による観光案内放送が流れます。
駅前には大漁旗風デザインの”歓迎”の幟。
佐伯名物”ごまだし”
B1グランプリにも登場した佐伯ごまだしをPR。
佐伯で水揚げが多い「エソ」という白身魚と、
すりつぶした胡麻などを合わせて作られた調味料。
うどんのスープなどに使われてます。
天空の城跡「佐伯城跡」
そして、佐伯の町並みを一望出来る穴場スポット・・・
「佐伯城跡」
佐伯城は1606年、初代藩主「毛利高政」により建てられました。
本丸・天守台跡からは佐伯の町を一望出来ます!。
佐伯市歴史資料館近くの三の丸櫓門から遊歩道を登ること約15分・・・
頂上付近の本丸跡。
石垣しか残ってませんが、ほとんど観光地化されておらず、
各地で急増中のインバウンドも、今のところはほぼ無縁です!。
もう少し近付いてみると・・・
市内を一望!
画面の真ん中左寄りに日豊本線と佐伯駅。
奥に工業地域、さらに豊後水道の島々。
まさに“天空の城跡”と言っても良いくらいの絶景が広がります!。
※フェンスとかは無いのであまり近付き過ぎると数十メートル落下します。
佐伯市中心部の方向。
左端の建物が佐伯市役所で、奥の方に一級河川の番匠川。
さらに山々の裏側はリアス式海岸の鶴見半島。
この半島の先端部が九州最東端です。
観光にはレンタサイクルが便利!
佐伯城跡や町中の観光に便利なのがレンタサイクル。
佐伯駅構内の「さいきりんぐターミナル」で借りる事が出来ます!。
利用時間は、午前9時から午後4時30分まで(年末年始は休み)。
電動アシスト付自転車なら4時間以内700円と、かなり良心的な値段です!。
あまり観光地化されていない場所で、絶景を存分に味わいたい人にオススメの町です。
佐伯市への公共交通アクセス
博多・小倉から
特急「ソニック」で大分へ。大分で特急「にちりん」に乗り換え。博多から3時間10分~20分程度。小倉から2時間半程度。
また、1日1本乗り換えなしで直通する「にちりんシーガイア」も運行。
広島・関西方面から
新幹線で小倉へ。
小倉からは「ソニック」利用し、大分で「にちりん」に乗り換え。
又は、「にちりんシーガイア」を利用。
新大阪から5時間程度。
東京・大阪から飛行機で
宮崎空港利用の場合は、JR宮崎空港駅から特急「にちりん」、「にちりんシーガイア」で
佐伯まで約2時間20分。
大分空港利用の場合は連絡バスで大分駅へ。大分から佐伯まで特急列車で約1時間。
普通列車で1時間半程度。
(終)