ご当地自販機巡りIN鹿児島 薩摩剣士隼人自販機&鹿児島市は再開発ラッシュ!

ご当地巡り
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ご当地自販機の宝庫 鹿児島市

鹿児島県の県庁所在地で人口約58万人。
旧薩摩藩72万石の城下町として栄えきました。
西郷隆盛大久保利通などの生誕地でもあります。
例年11月2・3日には“おはら祭”が開催され、市電の花電車が街中を駆け巡ります。
そんな鹿児島市は個性的な”ご当地自販機”の宝庫。
その中の一部を紹介します。

記事後半では、近年鹿児島で開業した数々の大型複合ビルを紹介!。

薩摩剣士隼人のラッピング自販機

新屋敷電停近くの総合食料品現金問屋「あけぼの」の店舗前にある、
鹿児島県のローカルヒーロー「薩摩剣士隼人(さつまけんしはやと)」の自販機。

2011年に放送が始まった特撮テレビドラマ。
鹿児島の”モノ”をモチーフにした様々なキャラクターが登場。

ご当地ヒーローとしては異例の人気ぶりで、
全国各地で出張イベントも行われました。

カレーのお店 8点9 自販機

先の「あけぼの」から城南通りを南東に0.5㎞程行った所に…

カレーの自販機!。
同店のカレーがいつでも味わえるように、ルーが容器の中に入った状態で販売されてます。

食欲をそそる凝ったデザイン。

薩摩の偉人 自販機

場所は変わって、天文館いづろ通り交差点の近くの山形屋駐車場入り口付近…

西郷隆盛や大久保利通といった薩摩の偉人達がゆるキャラ化。
2018年の大河ドラマ「西郷どん」放送にあわせて展開した「西郷どん」キャンペーンで誕生。

右サイド。
上部は西郷隆盛と愛犬ツン。
下部は左から大久保利通愛加那イト島津斉彬

鹿児島市の都会化が止まらない!

2004年の九州新幹線部分開業以降、鹿児島中央駅周辺を中心に、
オフィスやホテル、商業施設などの複合ビルが数多く建設され、
街並みが一変しました。
主な”物件”を簡潔に見ていきたいと思います。

鹿児島中央駅東口周辺

2008年頃の鹿児島中央駅舎。
駅舎前に”大階段”がありましたが、2013年に撤去され跡地には・・・

アミュプラザ鹿児島の別館「アミュプラザ鹿児島プレミアム館」が2014年にオープン。
ハンズなどが入居しています。
そして、その隣には・・・

アミュプラザ鹿児島の”本館”。
屋上に観覧車を併設した巨大商業施設で、新幹線が部分開業した2004年にオープン。
この影響を受けて、天文館エリアの人通りが減少。

プレミアム館(左)と本館(右)。

中央駅から見た西口駅前広場。
左側の大きなビルは鹿児島中央ターミナルビル
新幹線全通後の2012年に完成。
低層部がオフィスや南国交通バスターミナル・物販店舗など、高層部がホテルとなってます。
その右隣のビルは南国センタービル
2009年に完成したオフィスビルです。
さらに・・・

南国センタービルの向かいには2021年に完成した「Li-Ka(ライカ)1920」
低層部は商業・医療モールなど、中高層部は住宅となってます。
中央駅から空中通路でつながっているので、雨の日も濡れずに移動出来ます。
高さ約99mで県内の最高層ビルです。

再開発前は、昭和の香りが漂う商店街でした(2010年当時)。

鹿児島中央駅西口周辺

どちらかと言えば裏口的な西口側でも複合ビルが誕生しました。

左手にはJR系列のホテルが開業。
右奥のビルは2023年に完成したJR九州鹿児島中央ビル

地上11階建ての大型オフィス・商業複合ビルで、
1F~3Fまではアミュプラザ鹿児島の別館「AMU WE」となってます。

新幹線ホームの高架下部分にはビックカメラが出店。
今や中央駅周辺は、天文館と並ぶ鹿児島を代表する商業エリアとなりました。

天文館エリア

鹿児島の古くからの繁華街、天文館エリアでも大型複合施設が誕生しました。

旧タカプラ跡地を再開発して2022年にオープンした「センテラス天文館」
低層部に商業・業務、高層部はホテルが入居。
さらに、最上階にある無料の展望ロビーからは、
鹿児島市街地と桜島が一望できます。

桜島ズームアップ!。
センテラス展望ロビーの記事はこちら

山形屋本店の向かいにも大型ビルが誕生。

2020年に完成した鹿児島銀行本店ビル。
地上13階建てで、1~2階は賑わい施設「よかど鹿児島」。
このビルの裏手にも地上8階建ての本店別館ビルが2019年に完成しました。

二中通 旧交通局跡地

かつて二中通電停付近にあった交通局の跡地を再開発。

「キラメキテラス鹿児島」が2023年にオープン。
病院・オフィス・ホテル・住宅からなる複合機能施設。
中心部からやや離れた場所であるにもかかわらず、
これほどの規模の再開発を実現させた鹿児島市の都市力は凄まじいです!。
(終)