全国穴場スポット巡りIN中津川 リニアがやって来る街の絶景スポット

全国穴場スポットめぐり

岐阜県東農地方の北東部に位置する人口約72000人の中津川市。
市内中心部の、かつて中津川宿として栄えた中津地区には
当時の面影を感じる事が出来る町並みが残されています。
また、坂本地区では現在建設が進められているリニア中央新幹線の駅が設置される予定で
駅施設の建設現場を望む事が出来ます。

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リニアの駅が設置される美乃坂本駅

中央本線中津川駅の隣に位置する美乃坂本(みのさかもと)駅。
現在は普通列車と快速列車(多治見から各駅に停車)のみ停車する小さな駅ですが
駅の裏手にリニア新幹線の中津川新駅が建設中です。

建設中のリニア新駅(2023年撮影)
駅のホーム上からも見る事が出来ます。

駅西側の踏切を渡って工事現場の近くまで行く事が出来ます。

リニア開業後は品川まで1時間程度
名古屋へは何と15分程度で行けるようになります!。
現在、名古屋~中津川間は特急しなので50分程度かかっているので
3分の1以下に短縮されます。
名古屋のベットタウンとして成長する可能性を秘めてそうです。

宿場町の面影が残る中津地区

中津川駅前
ホテルや業務ビルが立ち並ぶ駅前通りを進むと旧中山道に合流します。

新町通り商店街
旧中山道沿いにある商店街で、まっすぐ南西方向に進んで行くと
徐々に宿場町の景色に変化していきます。

川を渡ると完全に宿場町の雰囲気に変わります。

中津川宿
江戸から45番目の宿場町。
電線も地中化され江戸時代にタイムスリップしたみたいです。

中津川宿の近くには馬籠・妻籠といった日本を代表する宿場があります。
そのせいか、観光客の姿は少く自分のペースでのんびり見学出来ます!。

天空の城(?)苗木城跡

中津川市街地の北を流れる木曽川の北岸にそびえる苗木城跡。
「絶景!山城ランキング」にてナンバー1に輝いたこともある隠れた名城。
遠山氏が築いた山城で、石垣には自然の巨岩がそのまま使われている珍しい城です。

苗木城跡バス乗り場
通年運行の路線バスはありませんが
毎年春と秋の土日を中心に中津川駅から直行する臨時バスが運行されてます。

バス停から少し歩いた所には苗木遠山史料館があります。

さらに進んで行くと駐車場
車やバイクはここまで行けます。

駐車場から歩いてすぐの場所に
天守展望台を望めるスペースがあります。

近くには当時をイメージしたイラスト看板もあります。
それでは天守台の方へ向かってみます。

5分ほど歩いて行くと、天守台の石垣の麓に到着。

階段を上がっていくと頂上の展望台です。
果たして景色は・・・

眼下に木曽川を望む大パノラマ!
右奥に見えるのは笠置山(1,128m)

反対側を向くと、遠くに中央アルプス最南端に位置する恵那山(2,191m)が望めます。

さらに櫓跡も見下ろせます。
上から見るとジオラマみたいな感じですね。

まさに東農屈指の絶景スポットでした。

馬籠宿は長野県? それとも・・・

中津川駅からバスで25分ほどの所に、島崎藤村ゆかりの馬籠宿があります。

石畳の坂道に沿う風情ある宿場町で
非日常感を体験出来る有名観光スポットです。
この馬籠宿は信州・長野県のイメージが強いですが

今は岐阜県中津川市です

元々は長野県山口村に位置してましたが、
山口村が2005年に中津川市に越県合併したため
現在は岐阜県の宿場になりました。

馬籠は岐阜県です

くれぐれもお間違いのないように。
今回は中津川市の見所の紹介でした。
(終)