大都会東京に茅葺き民家(!?)

長閑な田舎の風景です。
北関東の奥の方でしょうか・・・
いいえ・・・
東京都足立区です!
23区内なんです!
実はこの場所の正体は・・・

足立区都市農業公園!
荒川沿いに昭和59年(1984年)に開園。
かつての水田、畑、古民家などを残した公園で
農業体験や自然観察が出来る施設もあります。
また、春には桜やチューリップ
秋にはコスモスなどの花を楽しめる自然豊かな都市公園です。
昔の農村風景を手軽に楽しめる!
それでは中に入ってみます。
足立区都市農業公園の入場料は無料です!。
休園日は年末年始および毎月第1・第3水曜日※
※第1・第3水曜日が祝日、または10月1日(区民の日)にあたる場合は
翌日が休園。

まず最初に現れたのが「とれたてマルシェ都市農業交流館」
園内で収穫した野菜の直売所が入ってます。

そして隣にはインスタ御用達の記念撮影コーナー。
さらに進んで行くと・・・

桜が・・・まだ咲いてない😩
訪れたのは3月下旬。
もう一週間遅ければ満開だったのに・・・
毎年開花日が前後するので、地元に住んでない限りは
満開の桜に出会うのは難しそうです・・・。

続いてやって来たのは公園の目玉とも言える茅葺き民家。
江戸時代後期に建てられた和井田家住宅で
足立区指定有形民俗文化財に指定され、この地に移築されました。
外観のみ公開されていますが
訪れた日は工事の為、そばまで近づく事は出来ませんでした。

民家の向かいには農業体験用の田畑が広がってます。

こうやって眺めていると、農業公園ではあるものの
23区内にいる事を忘れさせてくれるほど長閑な風景です。

田植え後の5月頃だと、さらにインスタ映えしそうです。
アクセスに難あり・・・ 天気の良い日はシェアサイクルで!
足立区都市農業公園へ直接アクセス出来る公共交通機関は路線バスのみです。
東武西新井駅、舎人ライナー西新井大師西駅から鹿浜都市農業公園行きに乗車し
終点下車すぐ。
この他には王子駅北口から都営バス(王49)に乗車し鹿浜橋下車徒歩約12分。
赤羽駅東口から国際興業バス(赤23)に乗車し鹿浜5丁目下車徒歩約5分。
筆者は東十条駅近くでシェアサイクルを借りてアクセスしました。
HELLO CYCLING(ハローサイクリング)のサイクルポートが
駅周辺に複数あるので、貸し出し可能なポートを選んで借ります。
行き方は都道318号を東へ進んで荒川を渡った先を左折するだけです。

318号を東へ進んで行くと、隅田川を渡る橋が見えてきます。

そのまま隅田川を渡ります。
上流に行くと荒川に合流、下流に行くと浅草や両国。

道路標識に足立区の文字が
区境を越えて足立区に突入。

今度は荒川を渡って行きます。

遠くに川口駅前のタワマン群を望めます。
荒川を渡って左折してしばらく進むと入口が見えてきます。

Pの看板を左へ曲がると到着です。
入口にはサイクルポートがあるので、ここで返却して帰りはバスで戻るか
ポートが全部埋まっていて返却できない場合は
一時駐輪しておいて、見学後に来た道を戻って駅周辺の空いている適当なポートに返却。
もしくは、さらに東へ進んで舎人ライナーや東武伊勢崎線の駅まで移動するのも
面白いかもしれません(変人にとっては・・・)。
筆者は竹ノ塚まで行ってしまいました(笑)。
東京の大都会を満喫した後に、気分転換で訪れてみてはいかがでしょうか。
(終)