山陽新幹線の大阪・神戸~小倉・博多間には、複数の割引切符が設定されています。
今回は、割引率の高い「スーパー早得きっぷ」と「株主優待券」を使用した場合で比較してみたいと思います。
まず株主優待券は、金券ショップやフリマ、オークションなどで販売されており、
1枚4500円~5000円程度で入手可能です。
株主優待券を使うと、乗車券・特急券が半額になります。
大阪梅田の金券ショップでは若干安く販売されてますが、
今回は1枚5000円で入手したと仮定します。
「スーパー早得きっぷ」と「株主優待券」の比較
- 新大阪~博多間「のぞみ」普通車指定席(通常期)
スーパー早得 | 株主優待券 | |
価格 | 13100円※1 | 13000円※2 |
購入期限 | 14日前まで | なし |
予約変更 | 不可 | 1回のみ可 |
払い戻し手数料 | きっぷ受け取り前は560円※3 | 通常のきっぷと同じ※4 |
乗り遅れた場合 | 乗車券部分のみ有効 特急券は別途購入 | 後続の自由席に乗車可能 |
※1 新大阪~小倉、新神戸~小倉・博多も同額
※2 新大阪~小倉12560円、新神戸~博多12840円、新神戸~小倉12400円
※3 きっぷ受け取り後の場合は、乗車券部分220円+指定券340円(2日前まで)。
前日から指定券の出発時刻までは無割引の料金×30%。
※4 株主優待券は無効化され、以後使用出来ません。
価格、購入条件などは?
- まず価格に関してはほぼ互角。
今年6月に値上げするまでは、スーパー早得のほうが1500円程度安かったです。
新神戸や小倉利用の場合は、株主優待券の方が若干割安。 - 購入期限については、株主優待券は当日購入が可能です。
- 予約変更は、株主優待券の場合は1回のみ可能です。
乗り遅れたらどうなる!?
そして大きく異なるのが、乗り遅れた場合。
株主優待券は後続列車の自由席に乗車可能ですが、
スーパー早得は特急券のみ買い直しとなります。
払い戻し手数料に関しては、どちらもほぼ同じルールですが、
株主優待券は無効化され、ただの紙切れになってしまいます!。
以後使えません!。
それぞれ一長一短ですが、どちらかと言えば株主優待券の方が使い勝手が良いかと思います。
この区間で最強の切符はやはり・・・
最後に、この区間で最も強力な切符は・・・
WESTERポイント特典きっぷ!
全額をWESTERポイントで支払う場合に限り購入可能。
正規料金の半額分のポイントで利用出来ます。
指定列車に乗り遅れても後続列車の自由席に乗車可能!。
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今回は「スーパー早得きっぷ」と「株主優待券」の比較でした。
(終)