【神鉄】おもてなしきっぷで行く”裏の神戸”後編 北僧尾の棚田が美しい!

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天然の棚田が残る北僧尾(きたそお)

淡河からバスに乗ること約5分・・・(たったの5分かい!)

バスは1日3便・・・

14:16僧尾バス停に到着
このバス停を発着するバスは
何と1日たったの3往復!・・・
ローカル線顔負けの少なさです!。
しかし、淡河方面から来た場合
土曜休日ダイヤだと約1時間後の15:12に帰りのバスがやって来ます。
歩き回るにはちょうどいい滞在時間です。

棚田の集落を歩く

集落を散策しようと思ったら雨が降ってきたので
木の下で10分程雨宿り・・・
傘を持って来なかったのが悔やまれます・・・
気を取り直して小道を下って行くと・・・

棚田現る!
一旦坂を下って、また上っていく形になります。
脇道を進んで行くと・・・

トタン仕様の”ネオ茅葺き民家”
これでも十分過ぎるくらい絵になりますが
元祖茅葺き民家ならインスタ映え間違いなし!
脇道を戻り坂を上って振り返ると・・・

棚田が広がる日本の古き良き田舎の風景!
さらに坂の上を歩き回ると・・・

元祖茅葺き民家の姿が!
そして南側にも棚田の農村風景。

この辺りだけ見れば
県北部但馬地域の農村だと言われても全く違和感ありません。

JR貨物のコンテナ登場!

何度も言いますが・・・
ここは”神戸市北区”です
神戸で最も田舎なエリアと言えるかもしれません。
反対側を振り返ると・・・

!?・・・棚田の真ん中に貨物列車のコンテナが!
もう少し近づいてみます。

物置き小屋(?)代わりに使われているのか
鉄道とは無縁の田園地帯にある違和感・・・
ここの地主は鉄オタ(?)
それはさておき、坂道の途中から棚田を見てみると・・・

もう一軒、茅葺き民家のお宅を発見(画像の右端)
天気もすっかり良くなってきて
息をのむ美しさです・・・
そろそろバスの時刻が近づいてきたので
名残惜しいですが帰るとします。

バス道へ向かう途中から先程の棚田を・・・
次は田植えの時期に再訪問したいです。

バスは三宮直結!

15:12発の三宮行き“最終バス”で北僧尾を後に・・・
実はここ、神戸の中心地三宮から乗り換え無しでアクセス出来ます!
都会のど真ん中から”ガチの田舎”へ1本で行ける面白い路線です。
もし、この”終バス”に乗り遅れたら・・・

安心して下さい!
「道の駅 淡河」近くの淡河バス停まで約2㎞
徒歩で3~40分程度で辿り着けます。
淡河バス停から16:20頃に
神鉄岡場駅行きのバスがあります(休日ダイヤ)
これに間に合わなかったらもう諦めてください(笑)。

小橋(こばし)バス停から徒歩で箕谷駅へ

三宮まで乗り通したかったものの
神鉄の「おもてなしきっぷ」を使用中の為
途中の小橋バス停で下車。
この路線は神姫バス割引券の対象外です

“都会”に戻ってきました。
ここが箕谷駅の最寄りのバス停になります。

川沿いの道をまっすぐ進むと
10分程で箕谷駅バスロータリーに着きます。

左手の坂道を上って行くと箕谷駅です。
改札を入ってホームに上がると
ちょうど新開地行の列車がやって来ました。

何やらヘッドマークが付いてます。
北鈴蘭台で降りて見てみると・・・

前後でデザインが異なりますが
“5000系デビュー30周年”
そこまで古さを感じさせないデザインですが
月日が経つのは早いものです・・・。

改札を出て目の前にある洋菓子店「のうすべる・ユーカリ」さんで
おもてなしメニューのドーナツとクッキーを頂き
帰路につきました。

この機会に”神戸の裏側”を旅してみてはいかがでしょうか。
(終)