前回は広島中心部から宮島への移動方法について解説しました。
今回は宮島観光を終えて、広島中心部への戻り方を比較してみたいと思います。
広島中心部↔宮島間の運賃・所要時間(乗り換え時間含む)など
JR+アストラムライン | 広島電鉄(広電) | 世界遺産航路 | 宇品(広島港)航路 | |
運賃※1 | 720円 | 470円 | 2200円 | 2100円※2 |
所要時間 | 約65分 | 約80分 | 約45分 | 約30分※3 |
便数 | 多い | 多い | 普通 | 少ない |
予約 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
※1…帰りは入島税は不要
※2…広島港~広島中心部の運賃は別払い
※3…広島港~広島中心部の所要時間は含まず
宮島旅客船ターミナル。
宮島口や広島市内への航路は全てここから出港しています。
JR利用の場合
宮島口駅へは歩いて約5分。
行きと違うのは、改札を入って広島方面のホームへ行くには、跨線橋を渡る必要があります。
観光で歩き回って疲れた状態だと地味にこたえます(笑)。
尚、エレベーターも設置されてはいますが、1基しかなく動きも遅いので、
列車の到着直前だと乗り遅れる恐れがあります。
また、午後の遅い時間帯の列車は岩国始発の場合、宮島口からだと座れない可能性もあります。
対策として、大野浦始発だと比較的空いているので、それを狙うのがオススメです。
現行ダイヤだと、宮島口発で
- 土休日…15:34、16:04、16:33、17:05、17:33など
- 平日…15:34、15:55を逃すと19:07までありません
今年の10月から土休日の宮島口16:00と17:00発の快速「シティーライナー」に、
有料の指定席「うれシート」が登場しました。
料金は530円(通常期)、チケットレス指定席券だと300円で利用出来ます!。
広電利用の場合
宮島口の船乗り場を出た目の前に駅があります。
全列車当駅始発で、夕方は8分間隔で発車しています。
始発なので、時間はかかりますが確実に座れます!。
世界遺産利用の場合
宮島旅客ターミナルから、原爆ドーム近くの元安橋(もとやすばし)まで、
直行で行けます!。
宇品航路利用の場合
同じく宮島旅客ターミナルから、広島港(宇品)へ直行。
広島港旅客ターミナルから市内中心部の紙屋町への行き方として、
路線バスと広電の二通りの方法があります。
両方ともターミナルを出てすぐの所に乗り場があるので便利です!。
左側がバス停で右が広電の乗り場。
路線バス利用の場合は、広島バスの21系統に乗車し紙屋町まで約20分。
広電利用の場合は1号線に乗車、紙屋町(東)まで約35分。
運賃はどちらも220円
本数は共に毎時4~6本程度、そして渋滞や信号待ちで少し遅れる事が多いです!。
一番オススメのルートは?
この4種類の移動手段の内、最もオススメなのが連絡船+広電!
何と言っても安い!
そして座って帰れるのも魅力です!。
また、料金を気にしないのであれば世界遺産航路が圧倒的に便利です。
最後に、各社が販売している割引切符などを使えばお得に移動する事が可能です。
特に宮島・瀬戸内tabiwaぐるりんパスであれば、
JR、広電、JR連絡船、宇品航路が利用可能なので、
行きはJR、帰りは宇品航路といった使い方も可能です。
(終)