本日、冬の「青春18きっぷ」の発売が発表されました。
が!、しかし・・・
連続する5日間に変更されました!。
そして、新たに3日間用が10000円で発売。
こちらも利用方法は連続する3日間です。
自動改札対応にもなります。
従来は、利用期間内であれば1日単位で使う事が出来ました。
また、複数人での利用も可能でしたが、今冬より両方と不可となり、
「青春18きっぷ」最大のアドバンテージが消滅してしまいました。
これはもう「青春18きっぷ」と名乗っているだけで、
実質全く別のフリーきっぷと言っても差し支えないと思います。
近場の日帰り旅行や1泊2日での旅行が不可能になりました。
3日間用を使えば出来なくはないですが、大幅な値上げとなり割に合いません。
各地域別に「青春18きっぷ」の代わりになりそうなフリーきっぷとしては・・・
- 九州→株主優待1日乗車券、旅名人の九州満喫きっぷなど
- 四国→四国フリーきっぷ、バースデイきっぷ、四国再発見早トクきっぷなど
- 西日本→各種tabiwaフリーパスなど
- 東海→青空フリーパス、休日乗り放題きっぷ、JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷなど
- 東日本→北海道&東日本パス、週末パスなど
- 北海道→北海道フリーパス、一日散歩きっぷなど
これらを使いこなすしかありません・・・。
※追記
このルール変更が発表されてから、JRへの批判が殺到し大炎上する事態になりました。
「自動改札が使えるようになった!」
と便利さをアピールしているのは建前で、本音としては…
「18キッパーのマナーが悪いので廃止にしたい!」
と考えているのかもしれません。
もし今後も継続して販売を続ける気があるのであれば、1日券や2日券を設定するはず・・・
しかし、それをしないと言うことは、あえて使いにくくして売り上げを減少させ、
近い将来、廃止にもっていく公算が高いと思われます。
現状、18きっぷの利用期間に入るとマナーの悪い乗客が増えるのも事実です。
地元の利用者からすれば、普段は座れるのに18期間に入ると座れない・・・
それどころか、乗り込むのも困難な状態になるのも珍しくありません。
東北本線の宇都宮~黒磯間や、東海道線の熱海~静岡~浜松~豊橋間と大垣~米原間、
山陽本線の相生~岡山間、また岡山~白市間も度重なる減便で、
コロナ前より混雑が激しくなってます。
これらの区間では、地元の利用者から「18客は百害あって一利なし」
と思われていても何ら不思議ではありません。
やはりそろそろ見直すべき時期が来たのかもしれません。
今後はJR各社毎に、通年利用可能なフリーきっぷを販売した方が利益率も上がり、
沿線利用者や駅員・乗務員への”被害”も少なくなるかと思います。