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最終日 網走市内を徘徊
2025年3月2日(日曜日)
この日は午後の飛行機で帰るだけなので
午前中は北浜にでも行こうかと思いましたが
流氷は接岸していない上に、海岸は「浸食の恐れあり」という名目で立ち入り禁止。
まあ実際は、流氷の上に乗る観光客が後を絶たないので
立ち入り禁止にしたのだと思われますが・・・。
天気も微妙で特に行く所もないので、ホテルをチェックアウトして近くの踏切へ・・・

知床斜里行きの流氷物語号が駆け抜けて行きました
この車両もそろそろ限界が近いので
来シーズン以降は別の車両に代わる可能性が高そうです。
とりあえず網走駅の方へ・・・

南側から見た市役所新庁舎
2025年の2月下旬に開庁したばかりで、駐車場やメインの出入口は
建物北側にありますが、バス道沿いの南側からも出入り出来るようになってます。
市役所の記事はこちら

市役所から西へ進むと網走市民会館
隣には市立美術館も建っており網走の文化・芸術の拠点です。
中心商店街を抜けてさらに西へ進むと網走駅に到着。

網走駅舎(※画像は夏に撮影)
駅の階段下には縦書きの駅名看板とモヨロ人の像が建ってます。
モヨロ人は約1300年前、北からオホーツク海沿岸部に移り住んだと考えられる民族で
明確な事は分かっておらず幻の民族とも言われています。

駅の中へ入ると立派な液晶モニターが
特急大雪4号旭川行が表示されてますが
この列車は3月のダイヤ改正で普通列車用車両で運行する特別快速に格下げされました。
しかし、所要時間は特急とほとんど変わらず
乗車券のみで利用出来るので実質値下げとなりましたが
特急時代にはえきねっとを利用すると大幅な割引があったので
ネットユーザーにとってはマイナスかもしれません。
モヨロ貝塚近くの海岸へ
網走駅からバスに乗ってバスターミナルへ。

バスターミナル裏手を流れる網走川
去年は流氷が川を”遡上”して話題になりましたが
今年は特に変わった様子もなく普通の川です。

川を渡った先を右に曲がって海側に進んで行くと防潮堤があります。

その階段を上がると・・・

取り残された流氷が大量にあるオホーツク海
天気予報に反して雪が強まってきましたが
最後のお別れをしに近くまで行ってみます。

この巨大な塊りも少しづつ融けていって
一ヶ月後には跡形も無く、ごく普通の海岸になるでしょう…。
バスターミナルに戻って空港連絡バスで女満別空港へ。
新千歳空港は大賑わい

オホーツクの空の玄関口 女満別空港
札幌(丘珠・千歳)と東京羽田との間に定期便が就航しています。

JAL2714便で新千歳へ
ほぼ同じ時間帯に全日本空輸のANA4866便もありますが
こちらはプロペラ機で、小型ジェット機で運航するJAL便の方が乗り心地が良さそうなので
今回はJALを選びました。

空港の一角には使用停止中のピーチのカウンター
もう一度、関空までの通年直行便の復活を願います。

JAL2714便は定刻に新千歳に到着
乗り継ぎのスカイマーク便まで時間があるので一旦制限エリア外へ。

3Fフードコート付近から見た滑走路
奥には完成間近のラピダスの半導体工場が見えます。

上から見たセンタープラザ
多くの人で賑わってますが、ちょうど5年前のほぼ同じ日は・・・

例のウイルスの感染が拡大していて空港内は
今では想像もつかない位に閑散としてました。
あれからもう5年・・・
月日が経つのは早いです。
最後はポケモンジェットで帰神

16:45発の神戸空港行SKY174便に乗り込みます。
この日は何とポケモンジェットでした!。
正面から見ると分かりづらいですが・・・

座席の枕カバーもピカチュウのデザインになってます。
機内アナウンスにもピカチュウが登場します。

翼にもピカチュウ
SKY174便は順調に飛行し、ほぼ定刻に神戸空港に到着。

神戸空港に到着したポケモンジェット
いよいよ国際チャーター便の運行が始まった神戸空港。
願わくば道東への直行便が就航してくれると
かなり便利になるのですが・・・。
今回の流氷旅行はこれにて終了です。
(完)