JR四国では、徳島~室戸~高知エリアの鉄道や
一部の路線バスが乗り降り自由な切符
「四国みぎした55フリーきっぷ」を2025年3月末まで販売しています。
3日間乗り放題で価格は5800円!
徳島から阿波海南、東洋、室戸、奈半利を経由して
高知までの片道移動だけで元が取れるくらいのお得な切符です!。
1日目:徳島から高知へ移動(前編)
牟岐線の始発列車に乗る為、前日夜に高速バスで徳島入り。
朝5時過ぎに徳島駅の指定席券売機で購入して出発!
日和佐で23分も停車!
徳島から乗車した阿波海南行きの普通列車は
7:09に日和佐に到着。
ここで何と23分も停車します!。
徳島方面の特急「むろと」と普通列車532Dの2本と行き違いを行うためです。
四国の鉄道路線の多くは単線の為
このような行き違いによる待ち時間が発生してしまいます。
特急「むろと」(左)と阿波海南行き普通列車(右)
「むろと」は国鉄末期に製造されたキハ185系を使用しており
以前は1日数往復運行されてましたが
現在は1往復のみで
朝の徳島行きと夜の徳島発牟岐行きとなっており
県南部から徳島市への通勤通学を意識したダイヤになってます。
乗るのも撮るのも難易度の高い列車です。
まだ時間があるので駅の外へ・・・
駅の西側には道の駅「日和佐」が立地しており
地元の特産物を販売している産直館や
観光情報コーナーが設けられています。
東側にはレトロな駅舎があります。
現在は無人化され券売機も撤去
切符は西口の道の駅日和佐物産館で販売されてます。
発車時刻が近づくと学生が大勢乗車し
車内は満席で立ち客も発生するくらいの乗車率に・・・
DMVとの乗り換え駅 阿波海南
列車は終点の阿波海南駅に到着
この駅から先は阿佐海岸鉄道となります。
以前は1つ先の海部駅が境界でしたが
阿佐海岸鉄道のDMV化で当駅が境界となりました。
駅前のバス停がDMV乗り場になります。
ちょうど甲浦方面のDMVが停車中です。
阿波海南文化村から当駅まで道路走行したのち
鉄道へとモードチェンジします。
画像では分かりづらいですが
車輪が降りてきて前のタイヤだけ少し浮かび上がった状態で
鉄道モードに変身します。
若干、前から後ろへ傾いている状態でレールの上を走行。
尚、モードチェンジはお客さんが乗り込んでから行われるので
外から見物する為には1本見送る必要があります。
1時間程して折り返し便が戻って来ました。
先程とは逆で鉄道からバスへモードチェンジ!
文化村へ向けて走り去っていきました。
15分程して再び甲浦方面行きとして戻って来ました。
今度は乗車して先へ進みます。
宍喰駅から道の駅へ
甲浦まで乗車した後、折り返し便で宍喰へ・・・
車内にはDMV目当てと思われる観光客の姿もありました。
鉄道の駅を出発する”路線バス”
日本でここだけの貴重な風景です。
この宍喰駅の辺りは
一瞬、新幹線かと思うくらい立派な高架鉄道区間です。
鉄道の駅を後に道の駅へ・・・
町なかを歩くこと10分ちょっとで道の駅「宍喰温泉」に到着。
阿波海南方面のDMVはここが”始発駅”です。
国道を渡った先は太平洋の海岸
あまりの青さにしばらく見惚れてました(笑)。
ここからDMVに乗って室戸方面の乗り換え地点
「海の駅 東洋町」へ向かいます。
後編へつづく