「四国みぎした55フリーきっぷ」の旅 1日目・前編はこちら
1日目:徳島から高知へ移動(後編)
東洋町の津波避難タワー
海の駅「東洋町」に到着。
ここで室戸方面のバスに乗り換えます。
東洋町の鮮魚や農産物など
地元で採れたものを中心に販売されてます。
以前は”海の駅”でしたが
今年の秋にリニューアルオープンして”道の駅”になりました。
(バス停はそのままですが・・・)
裏手が海岸になっており
割と立派な津波避難タワーがあります。
今回の旅では沿線の至る所に津波避難タワーがありましたが
正直「これ、助からんやろ・・・」と思えるような物も
数多く見かけました。
しかし、こちらのタワーは高さも収容力もしっかりしており
東日本大震災クラスの津波でも回避出来そうな感じがします。
海を眺めながらしばし休憩・・・
しばらくして室戸行きのバスが来たので乗り込みます。
このバスはジオパークセンターから先
内陸部をショートカットして室戸中心部へ向かうので
室戸岬へ行く場合はジオパークセンターで乗り換えとなります。
エメラルドグリーンの室津漁港!
室戸小学校前でバスを下車
近くの室戸バス停から奈半利方面へのバスに乗り換えます。
30分程時間があるので町中をウロウロ・・・
まずやって来たのは室戸市役所
築40年程の”昭和の市庁舎”です。
耐震性や津波浸水のリスクなどで
別の場所へ移転するかどうか協議されてるようです。
室戸市中心部には四国霊場第25番札所の津照寺があります。
津照寺へ行く手前に室津漁港があるのですが
海の色が・・・
見事なエメラルドグリーン!
(画像では伝わりにくいですが…)
港内は穏やかで波はほとんどありませんが
この日は強風で外洋は大時化でした。
もっと眺めていたかったのですが
バスの時間が迫ってきたので停留所へ向かいます。
道の駅 キラメッセ室戸
続いて訪れたのは道の駅「キラメッセ室戸」
直売市場や鯨資料館・レストランなどがあり
裏手から太平洋を一望出来ます。
強風に耐えながら奈半利・高知市方面を望む
高知市のさらに西に位置する足摺岬までは200㎞以上離れており
同じ高知県内の室戸岬から足摺岬までの距離は東京~長野と同じ位なので
想像以上に高知は広いです!。
奈半利から「ごめん奈半利線」で高知へ
奈半利町の中心部でバスを下車
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線に乗り換えます。
時間があるので町中を散策・・・
天然(?)のコスモス畑を発見!
町民会館近くの空き地に咲いてました。
奈半利町役場
風格のある建物です。
役場から徒歩10分程で奈半利駅に到着。
奈半利駅
物販店やレストランを併設した複合駅舎で
ホームと改札口は2Fにあります。
テラスからは奈半利の町が見渡せます。
ホームは高架式
ごめん・なはり線は2002年7月に開業した比較的新しい路線です。
多くの列車は後免駅からJR土讃線に乗り入れて高知駅まで直通しています。
16:03発の快速列車で高知まで1時間21分。
安芸駅での行き違い停車と土讃線内は各駅停車の為
距離のわりには結構時間がかかります。
片道だけで元がとれるお得感
途中で日が暮れ、高知に着くと完全に夜に・・・
この「四国みぎした55フリーきっぷ」は3日間有効で
徳島~室戸~高知間の鉄道と主要路線バスが乗り放題です。
徳島駅から高知駅まで後戻りしないでまっすぐ行った場合
- 徳島→阿波海南 1830円(JR)
- 阿波海南→海の駅東洋町 700円(DMV)
- 海の駅東洋町→ジオパークセンター 1210円(バス)※
- ジオパークセンター→奈半利駅 1220円(バス)※
- 奈半利→高知 1410円(くろしお+JR)
合計6370円!
※ジオパークセンターで乗り継いだ場合の割引運賃
片道移動だけで元が取れるめちゃくちゃお得な切符です!
2日目前編につづく