北海道&東日本パスで行く道内7日間の旅3日目 レンタサイクルで能取岬へ!その①

お得な切符の使い方&体験記

1日目はこちら
2日目は一切使用せず、観光バスの釧路知床号で網走へ移動しました。

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道の駅で電動サイクルを借りる! 事前予約がおすすめ

3日目
天気が良かったので、この日は夕方までレンタサイクルを借りて
能取岬を一周してきました。

道の駅ではクロスバイクや電動自転車、普通のママチャリなど
各種自転車の貸し出しを実施しています。
ただ、電動自転車は人気のため
当日に行くと空きが無い事が多く事前予約する事をお勧めします。
筆者は前日、バスで到着した際に案内所に立ち寄って予約しました。

電動自転車で網走刑務所へ

道の駅から中心商店街を抜けて網走駅方面へ向かいます。
網走の中心部は立派なアーケードが設置されていますが
商店街は苦戦気味で、空き店舗も目立ちます。

今年の2月に市役所が中心部に移転してきたので
これを起爆剤に少しでも賑わいが戻ればいいのですが
駒場地区のロードサイド店舗群に対抗するにはかなり厳しそうです。

中心部近くには寒冷地仕様の高層アパートも建ち並んでおり
人口が減少しているとはいえ
北見に次ぐオホーツク地区ナンバー2の地位は不動です。

網走駅
中心部から1㎞程離れており
駅前に大手ビジネスホテルチェーンが向かい合っている以外には
これといったものもなく、やや不便な感じがします。

そして駅からさらに東へ2㎞程進むと網走川に架かる鏡橋が見えてきます。

鏡橋
刑期を終えた出所者が最初に渡る橋で
川面を鏡に我が身を見つめて襟を正して目的地へ向かうよう
思いが込められてます。
尚、観光目的の車両は通行禁止なので
手前の駐車場に止めて徒歩で向かってください。

鏡橋を渡った先には網走刑務所。
赤レンガの塀が有名でしたが、老朽化のためコンクリート製に建て替えが進んでます。
灰色のコンクリート部分にはレンガ調のタイルが貼り付けられる予定です。

刑務所正門は補修中でした。
こことは別に、天都山の麓にかつて使用されていた刑務所施設を移築した
日本で唯一の刑務所の博物館「網走監獄」があるので
雰囲気を味わいたい人は是非行ってみて下さい。

博物館網走監獄
昭和の終わり頃まで実際に使われていた獄舎。

旧勇網線跡地を利用したオホーツクサイクリングロード

網走刑務所からさらに東へ進んで行くと
かつての国鉄勇網線跡を利用したサイクリングロードの入口があります。

勇網線は中湧別と網走を結んでいた路線で
1987年に廃止バス転換されました。
その代替バスも現在では網走から常呂の間までしか運行されておらず
中湧別へ行くには、JRで遠軽へ出て湧別方面のバスに乗り換える必要があります。

途中の国道238号を跨ぐ部分

網走湖が望めます
このサイクリングロード周辺はヒグマの生息地なので
万が一に備えて撃退スプレーを持って行く事を推奨します。

その先で網走公園線とクロス。
ここを右へ曲がって能取岬方面へと進みます。

途中には北海道らしい丘の風景も。

5㎞程進んだ所に「レイクサイドパークのとろ」の看板があります。
直進すれば能取岬ですが
休憩のため左折してレイクサイドパークへ向かいます。

公園管理棟
能取湖畔に広がるキャンプ場を併設した公園で
キャンプ利用者でなくても公園エリアに入る事が出来ます。
ここから能取岬まで10㎞近く、途中にトイレも無いので
サイクリストにとっては貴重な休憩場所となります。

公園のすぐ横には能取湖が広がってます。
ここで昼食を済ませて、いざ能取岬へ。
その②につづく。