【JR九州】株主優待1日乗車券VS青春18きっぷ! 九州内ではどちらがお得か?

お得な切符の使い方

今回はJR九州の株主優待「1日乗車券」と「青春18きっぷ」を
九州内での移動に使った場合、どちらがお得かを解説します。

  • 「1日乗車券」は1枚4000円で入手
  • 「青春18きっぷ」は1日あたり2410円

として比較します。
「1日乗車券」についての記事はこちら

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青春18きっぷのルールが変わった!

まず「青春18きっぷ」のメリットとして
1日あたり2410円と安価です。
また、今年の冬季用から5日連続での利用に変更されるので
5日間使わないと割高になってしまいます。
(青春18きっぷと名乗っているだけで、内容は全く別物のきっぷですが・・・)
新たに3日連続用が10000円で販売されますが
これを使うくらいなら「1日乗車券」を3枚入手した方がお得なので
5日連続用との比較とします。

18きっぷは特急・新幹線は利用不可!

デメリットとしては、特急や新幹線は利用出来ない
一部例外区間は存在しますが
原則乗車券と特急券を両方購入する必要があります。
また、春休み・夏休み・冬休み期間のみ利用可能
それ以外のGW期間などは使用出来ません

対する「1日乗車券」は・・・

  • 別途特急券を購入すれば特急や新幹線に乗車可能!
  • 利用制限期間なし! GWも利用可!

長距離の移動で使う場合

小倉を早朝に出発して鹿児島まで行くとします。
以前は、主に3つのルートがありました。

  • 鹿児島本線+肥薩おれんじ鉄道線
  • 鹿児島本線、肥薩線、日豊本線
  • 日豊本線

この内、肥薩線を経由するルートは、2020年の豪雨災害で線路が寸断され
2024年時点でも八代~吉松間で休止状態なので
鹿児島本線ルートか日豊本線ルートのいずれかとなります。

まず鹿児島本線ルートの場合、八代~川内間の肥薩おれんじ鉄道はJRではないため
別途運賃が必要です
この区間の正規運賃は2670円。
ただし当日有効な「青春18きっぷ」を提示した場合に限り
おれんじ18フリーきっぷを2100円で購入出来ます!。
よって「青春18きっぷ」だと
1日分2410円+おれんじ18フリーきっぷ2100円で
合計4510円!

「1日乗車券」で新幹線ワープ!

そして「1日乗車券」の場合、「おれんじ18フリーきっぷ」は購入不可な為
新八代~川内間を新幹線で移動します!!
この区間の自由席特急券1760円+1日乗車券4000円
合計5760円!

「1日乗車券」の方が1250円程高くなりますが
新幹線効果で1時間程度(新八代、川内での接続が良ければもっと)短縮出来るので
鹿児島本線ルートの場合
「1日乗車券」がオススメです!

次回は九州一の秘境(?)“宗太郎越え”が待ち構える日豊本線ルートでの比較です。