全国穴場スポット巡りIN姫路 姫路城望める絶景スポットの手柄山公園

全国穴場スポットめぐり

姫路と言えば誰もが「姫路城」を思い浮かべますが、実はその南西、手柄山という小高い丘の上にも
市民に愛される広大な公園があります。
今回は、新しく開業したJRの手柄山平和公園駅を利用して公園内をのんびりと巡ってみました。

旅の始まりは、新しい駅「手柄山平和公園駅」から

出発点は、20263月に開業したばかりの
JR山陽本線の新駅「手柄山平和公園駅」。
山陽電鉄にも手柄駅は存在しますが、公園へのアクセスをより良くするために
新たに設置されました。
真新しい駅名標が、これから始まる散策への期待感を高めてくれます!。

ただし1点だけ注意が・・・
この駅は改札内にトイレはありません!
もちろん駅前に公衆トイレはありますが、改札内に入ってしまうと
再度、外に出るのが難しいので十分に注意して下さい。

変貌を遂げる手柄山:新アリーナの建設風景

駅を出てまず目に飛び込んできたのは巨大な建設現場!。
これは、かつてこの地にあった市民プールの跡地などに建設中の「ひめじスーパーアリーナ」
通称「大和工業アリーナ姫路」。

訪問時は足場とシートに覆われてましたが、その巨大な楕円形のフォルムはすでに圧巻です!。
1966年の「姫路大博覧会」のために整備された手柄山周辺は
今まさに、未来に向けて大きく生まれ変わろうとしています。
この新しいアリーナが完成すれば、スポーツだけでなくコンサートやイベントなど
姫路の新しい文化拠点になることでしょう!。

ふと振り返ると、新しい「手柄山平和公園駅」の駅舎の姿!
近代的でスマートなデザインです。
駅前には整備された駐輪場もあり、地元利用客の利便性も考慮されています。

レトロ建築の宝庫:ウインク体育館と回転展望台跡

駅から南へ歩いて行くと現れたのが「ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市立中央体育館)」。
SVリーグのヴィクトリーナ姫路、Wリーグの姫路イーグレッツの本拠地になってます。

そして、体育館脇から手柄山山頂へ進んで行くと
手柄山の絶対的なシンボル「回転展望台」が現れます。

まるで宇宙船のような一度見たら忘れられないフォルム。
4本の巨大なアーチに支えられた円盤状の展望部分は
かつてはゆっくりと回転し、座ったまま360度の景色を楽しめる喫茶店でした。

残念ながら2018年に営業を終了し、現在は老朽化のため内部への立ち入りはできませんが
その圧倒的な存在感は今も健在です!。
このレトロな建築を見上げていると、1960年代の熱気が伝わってきそうです。

絶景!手柄山から望む姫路の街と、国宝・姫路城

回転展望台の近くには、整備された展望デッキがあります。

この白いコンクリート製の展望デッキに立つと、視界が一気に開けます。
この日は少し雲が多かったですが、それでも姫路の街が一望できました。
ここから北の方角を眺めると……

国宝・姫路城!

姫路の街の向こう、小高い丘の上にそびえ立つ真っ白な国宝・姫路城(白鷺城)。
手柄山から姫路城までは約2km。
街のビル群の上に浮かび上がるその姿は、まるで絵画のようです。
日本が誇る新幹線と姫路城、この2つを同時に見る事が出来る素晴らしい場所です!。

手前に広がる「現代の街並み」と、奥に構える「歴史的遺産」。
そして、筆者が今立っている「レトロフューチャーな公園」。
この3つの時間が交錯する光景こそ、手柄山平和公園の最大の魅力と言えるかもしれません。
ここでしばらく風に吹かれながら、この絶景を独り占めしました!。

東側に目を向けると広大な姫路中央卸売市場の跡地。
今なら姫路の街を駆け抜ける山陽電車の姿を見る事が出来ます!。
(※写っているのは阪神の赤胴車)

手柄山のシンボル:手柄山交流ステーションと姫路モノレール

展望台から東側へ下って行った所にある手柄山交流ステーション
この建物内には、何と姫路モノレールの現物が保存されてます!。
それでは行ってみましょう!

姫路モノレール
1966年の「姫路大博覧会」に合わせて開業。
姫路駅と手柄山駅の1.6キロメートルを結び、唯一の中間駅として大将軍駅がありました。
しかし博覧会の終了後は業績が低迷し、8年後の1974年に営業を休止。
そして1979年に正式に廃止となりました。

保存されている場所は、かつての手柄山駅構内で
当時の面影が残されてます。

モノレールの車内に入る事も出来ます。
クロスシートが並ぶモダンな雰囲気。
現役で走っている湘南モノレールの車内とよく似ているような気がします。

散策を終えて:手柄山平和公園という場所

新しい駅と新アリーナの「未来」。
モノレールと回転展望台の「過去(レトロ)」。
そして、展望台から望む姫路城の「歴史」。


手柄山平和公園は、様々な時間が不思議なバランスで同居する魅力的な場所でした。
姫路城だけではない、姫路という街が持つ多様な側面を感じることができました。
現在進行中の再整備が完成すれば、さらに多くの人で賑わうことでしょう。
皆さんも、姫路を訪れた際には、ぜひ少し足を延ばして
この手柄山平和公園で「不思議なタイムトラベル」を体験してみてください。
(終)

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