【岐阜市の光と影】タワマンが林立する中心部を歩いてみた!~柳ヶ瀬編~

都市訪問記(西日本)

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百貨店がゼロになった街

岐阜市中心部の金町5交差点
右手の建物は2023年にオープンした柳ヶ瀬グラッスル
下層階は商業・公共施設、中高層階はマンションになってます。
その北側には2024年7月31日に閉店した岐阜高島屋の建物が残ってます。

営業していた頃の岐阜高島屋
建物の老朽化や、修繕費用をめぐって合意形成が出来なかったこと
さらには郊外型ショッピングモールや名古屋への流出などによって売り上げが低迷し
閉店に追い込まれてしまいました。
これらよって、岐阜県は「百貨店のない都道府県」の一つとなりました。
閉店後もビル解体の協議が難航していましたが、ようやく合意し
2026年5月頃から解体作業が始まり、2027年9月頃の解体完了が見込まれてます。
跡地の活用方法は現在のところ商業施設が検討されてます。

アーケードが撤去される柳ケ瀬商店街

柳ヶ瀬グラッスルの東側には劇場通南商店街
この商店街の周辺が、岐阜市内で最大の繁華街となってます。

人通りが多く賑わっている・・・と、まではいきませんが
シャッター街という訳ではなく、それなりに買い物客の姿が見えます。
さらに北へ進んで行くと‥

岐阜劇場通北商店街

その名の通り、現在でも映画館シネックス(CINEX)が営業しています。
昭和の面影を感じさせてくれる商店街ですが
柳ケ瀬商店街の老朽化したアーケードの約半分を
今後10年ほどかけて撤去する方針が固まっています。

こちらは柳ヶ瀬本通り
対象エリアは、メインストリートであるこの柳ヶ瀬本通りを含む
北部エリアの約750メートル(全体の約半分)が対象です。
撤去の理由として
一部のアーケードは設置から60年近くが経過しており
鉄骨の腐食や屋根の汚れが目立って、修繕費や維持管理費の負担が重くなっている事や
高島屋が閉店したことを受け、エリア全体の再整備と活性化を模索するタイミングと
重なったことも影響しています。
尚、先程の劇場通商店街は今のところ撤去の対象外なので
しばらくはアーケード商店街の景色が楽しめそうです。

こちらは対象エリアの弥生町商店街
まさに昭和で時が止まったままの光景・・・
青空が見えるようになると、また違った表情を見せてくれそうです。

市役所周辺では新たな再開発も!

旧岐阜市役所の跡地では、再開発が進行中です。

またタワマンか!?・・・

と、思われるかもしれませんが違います!

引用:十六フィナンシャルグループ

岐阜市に本部を置く十六フィナンシャルグループの複合ビル「16FGオフィス&パーク」です。
地上7階地下1階で、4~7階には同社本部などが入るオフィスフロア、
1~3階には一般の人が利用できる食堂やテラス、飲食物販売店が入る予定で
延べ床面積は約3万7500平方メートルと、地方都市としてはかなりの規模のビルとなります。
十六FG傘下の十六銀行が創立150周年を迎える2027年の開業を予定。

そして、岐阜市役所は近隣に移転して2021年5月に新庁舎が開庁。
地上18階・地下1階、高さ約84m。
15階と17階には展望スペース「つかさデッキ」が設けられてます。

北側の景観を望めます。
土日も開放されているので、岐阜城観光のついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

今回は昭和と令和が入り混じった都市、岐阜市の訪問記でした。
(終)

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